WEB漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルとなった脳外科医・松井宏樹医師に、医療過誤が認められました。
医療事故が発生した腰の手術で、重度の障害が残った女性に対し、医師と市に対し約8900万円の支払いが命じられています。
そこで今回の記事は、
こちらの内容でまとめていきます。
松井宏樹の医療事故が話題!

赤穂市民病院の脳神経外科に勤めていた医師・松井宏樹被告が、医療事故で賠償金を命じられました。
松井宏樹被告は2020年、70代の女性の腰痛手術で、ドリルを使い誤って脊髄の神経を切断。
女性の足などに重い障害が残ったことで、業務上過失致傷の罪で在宅起訴されました。
現在80歳の女性は、十分に歩くことができていたにも関わらず、松井宏樹被告から「脊柱管狭窄症」と診断されます。

松井宏樹被告の医療ミスにより腰の神経の一部が切断され、女性は両脚が麻痺し、強い痛みが続くなどしました。
ほかの外科医に映像を検証してもらうと、
「いろんなところにドリルを当てにいっている。どこを削ればいいのか分かっていないのではないか(という印象)。1人で手術していい医師なのかと言われると疑問を感じる」
引用:Yahooニュース
と、執刀医の技量に疑問を呈しています。

女性と家族は、松井宏樹被告の過失で後遺症が残ったとして、赤穂市と松井宏樹被告に対し、あわせて1億4000万円の損害賠償を求める裁判を起こしました。
松井宏樹被告は手術前、同様の事例を「200例ほど見てきた」と虚偽の説明をしたとのこと。
また手術後、「看護師に面倒な患者の世話をさせて申し訳ない。そういう意味では早く退院してほしい」などと不当に入院を延ばしているかのような発言したそうです。

松井宏樹被告は、自身の過失については認めるも、「上司に危険な手術を強制された」と主張。
2025年5月14日の判決では、「止血等で視認性の確保が十分でないのに骨の切除を進め、注意義務違反は著しい」と指摘。

松井宏樹被告は手術のミス自体は認めるも、“技量不足”は「前の病院では助手も経験しているし、まったく技量不足ではない」と主張。
「過失の重大性、結果の重大性、事後対応の不十分さが一定程度認められた。偶発的な不幸な事故ではなく、基本的なことができてなかったからこそ起こった事案と裁判所も認めたと認識している」
引用:Yahooニュース

赤穂市は「判決を真摯に受け止め、引き続き医療安全の推進に努める」とコメント。
松井宏樹被告はこのほかにも7件以上の医療事故に関わり、2人が死亡しています。

被害者の親族により、この事件は「脳外科医 竹田くん」というタイトルで漫画家され、大きな反響を呼んでいました。
【顔画像】松井宏樹医師のwiki経歴プロフを紹介!

氏名 :松井宏樹(まつい ひろき)
生年月日:1983年(42歳)
出身地 :兵庫県姫路市
学歴 :愛光高校(偏差値75)
横浜市立大学医学部(偏差値67.5)
職歴 :滋賀医科大学病院(脳神経外科、2014年7月~)
伊賀市立上野総合市民病院(2015年10月~)
赤穂市立病院(脳神経外科部長、2019年7月~)
大阪医誠会病院(救急医)
吹田徳洲会病院(2023年~)
趣味 :釣り、筋トレ
松井宏樹被告は、愛媛県で有名な進学校「愛光高校」を卒業。
横浜市立大学医学部に進学し、2009年に医師免許を取得。
滋賀医科大学で研修を経て、脳外科医となりました。
まさにエリートコースを歩んできたのですが、その輝かしい学歴の裏では、数々の医療事故やトラブルを起こしていたのです。
松井宏樹医師の医師免許剥奪の可能性をリサーチ!

松井宏樹被告は一連の事故を起こしたことで、医師免許のはく奪となるのでしょうか?
特に赤穂市民病院では、半年間で8件の医療事故を起こしています。
その中で、患者2人が死亡、6人に障害が残るという事態に。
松井宏樹被告はその後、病院から手術の執刀を禁じられ、2021年に依願退職しています。

その後、大阪市の医誠会病院(現・医誠会国際総合病院)で勤務を始めました。
しかしそこでも、搬送された90歳の新型コロナ患者が透析を受けられず、死亡したことに関与。
遺族が病院側に対し、4960万円の損害賠償を請求する民事訴訟を起こしました。
松井宏樹被告自身も、2021年と2023年に、赤穂市民病院の元上司を訴える裁判を起こしています。

刑事・民事の双方で訴えるも、刑事は不起訴となっています。
その後、松井宏樹被告は大阪市医誠会病院も退職し、2023年6月からは、大阪府吹田市にある吹田徳洲会病院救急部門に転籍。
しかしこの病院でも、救急搬送された患者の傷の縫合ミスや、症状・病状データの取り違えなどミスを頻発。
ただ、吹田徳洲会病院の髙橋俊樹院長は、松井宏樹被告を一貫して擁護していました。

「遅刻など、勤務態度に問題があったのは事実だが、いまは改善している。内部告発は確かにあったが、トラブルではなく医師としては誰もが起こしうるもの。告発は攻撃的で、偏った見方だ。熱意のある医師を育てていくことは、我々の使命だと考えている。」
引用:Yahooニュース
2025年の年始に松井宏樹被告は臨床を外され、検査室へ異動となりました。
医療事故の報道があって以降、病院内は不穏な空気に包まれ、病院長らはなぜか『松井医師を守る』と、週刊誌に情報を話した犯人探しを始めました。

しかしとうとう、3月17日付けで、『完全無給の自宅待機』と処分が下されました。
ほかの真面目な看護師や医師が辞めていき、病院の名誉も傷つけられた結果に。
ここまで多くのトラブルを起こし、医師免許がまだはく奪されていないことにも、疑問が残りますね。
医師免許剥奪の基準は?

医師免許はく奪の基準は、医師法で定められた欠格事由に該当するかどうかがカギになります。
- 心身の障害により医師の業務を適正に行うことができない
- 麻薬や大麻などの中毒者
- 罰金以上の刑に処せられた場合
- 医事に関する犯罪や不正行為
- 医師としての品位を損なうような行為
松井宏樹被告が勤務していた病院では、以下のような重大な医療ミスを起こしています。

- 75歳男性の脳腫瘍手術後に死亡
- 84歳女性の脳梗塞カテーテル治療に死亡
- 必要な人工透析治療を行わず、患者を死亡させた
- CT検査の誤診
- 不適切なアドレナリン注射
- 縫合中に補助スタッフの指を何度も刺す
あくまで一部にすぎませんが、これだけでも十分医師免許のはく奪に該当する事例と言えますね。
まとめ
今回は、
松井宏樹医師のwiki経歴プロフを紹介!
松井宏樹医師の医師免許剥奪の可能性をリサーチ!
こちらの内容でまとめました。
松井宏樹医師は進学校から医学部、研修医とエリートコースを進んでいましたが、脳外科としての技量には疑問が残ります。
一連の医療ミスで医師面鏡がはく奪される可能性もありますね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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